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Ai

外注化をしているのに忙しさから抜け出せない状況から卒業する方法

Published over 1 year ago • 1 min read

Readerさん

こんにちは、Aiです。

アメリカは長いサマータイムが終わり、11月6日(日)から標準時間に戻ります。

州によって違いますがLAやサンフランシスコのある西海岸と日本の時差は17時間となります。

アメリカ生活は15年以上の私ですが、いまだに時間が変わる日はバタついてしまいます。

前日の寝る前に家中の時計の時間を変えるのですが、家電にもデジタル時計がついていることが多く、正直なところかなりめんどくさい作業を夜に必死にしなくてはいけません。

その変りといっては変ですが、1つ得した気分になることがあります。

普段通り7時に起きたつもりが、冬時間になったことで実際はまだ6時ということでもう1時間寝られるというわけです。

ヨーロッパやオセアニアなどもそれぞれの日程で夏時間があります。

海外在住のスタッフと提携している方は、うっかり深夜に連絡をしてしまわないように、夏時間スケジュールをGoogleカレンダーに入力しておくことがお勧めです。



今回のメルマガは、「正しい外注化」をテーマに選びました。

よくある外注化の重要性の話しではありません。

「いびつな外注化」を進めたことで却ってストレスをため込んでしまう方が多くいます。

正しい外注化をしてこそあなた自身がバイマに振り回されることなく、安定的に売上を上げ続けることができます。

すでに外注化を構築している方だけではなく、バイマを始めたばかりで外注化はこれから、という方にも読んでいただきたい内容です。



「自分一人」vs 「外注スタッフの存在」

個人的な事情ですが、 今年に入って持病の関係で体調の良い日だけ仕事をしています。

このためメルマガの配信が遅れてしまい、まずいなあ・・と絶えず脳裏にメルマガがへばりついた状態です。

亀ペースを通り越すようなゆっくり配信なBOSS通信をお待ちくださってありがとうございます。

メルマガやツイッター、セミナー勉強会などは自分一人で完結させる仕事のため、私が動かない限りすべてが止まったままになってしまいます。

思ったように進まないことに正直なところストレスを感じることもあります。

バイマアカウントはどうかと言えば、私の体調に関係なく毎日滞りなく動いています。

お客様からのお問合せ、受注対応、新規出品などの業務は止まることなく通常営業ができています。

情報発信とバイマ。

この2つのビジネスの進行に大きな差が生まれているのは、「自分一人」vs 「外注スタッフの存在」という違いです。

私に代わって担当の業務をこなす外注スタッフの存在があるからこそ、バイマアカウントは私の健康状態に左右されずに営業を続けていられるわけです。

私とは理由は違いますが、誰にでも思ったように仕事ができない状況は起こり得ます。

例えば、夏休み期間中のあなたを思い出してみてください。

いつも通りPCに向かって仕事をする時間を確保することができていましたか?

コロナの長い規制が少し緩和されて久しぶりに夏休みをとって旅行に出かけた方は、その間いっさいバイマにアクセスせずに過ごしましたか?

これからバイマで一番の稼ぎ時であるクリスマス、年末年始がやってきます。

売上が上がるうれしさがある一方で、これに比例して問合せも増加します。

在庫確認、配達の遅延確認などの業務も普段以上になります。

プライベートも夏休み以上にバタバタと忙しく落ち着かない時期です。

それでもスムーズにバイマを運営し、プライベートとのバランスをうまくとるためには「正しい外注化」ができていることが絶対条件となります。



外注化をしているのに忙しさから抜け出せない?


外注化の仕方は人それぞれです。

人に依頼する=経費が発生します。

このため、今のあなたが資金的に耐えられる範囲で外注化を進めることがまずは大切なポイントです。

ここを理解した上で外注化を始め、それなりの外注スタッフを抱えてバイマをしている方は多くいます。

であれば業務は安泰で、どんなに忙しい時期がきてもドンと構えて毎日を過ごすことができそうです。

でも現実は、外注化をしているにも関わらず、毎日忙しくて、振り回されてしまっている。

いつまでたっても楽にならない・・と感じている方が多いのも事実です。

冒頭でお話ししたように私は仕事が全くできない日があります。

寝込んでしまっていてもバイマ業務は滞ることなく流れています。

なぜこの違いが生まれるのでしょうか?

この違いこそが、私が考える正しい外注化ができているのかどうか?に繋がっていきます。



Ai流「正しい外注化」の姿

私が考える「正しい外注化」を文章で説明するとややこしくなるので、図にして一緒に理解していきましょう。

まずはあなたの現在の外注化の構図を描いてください。

まだ外注化を始めていない方もいずれ!を想定して挑戦してみてください。

書き終わったら、下記の2つの外注化組織図を見比べてください。



あなたの描いた外注化図はどちらに似ていますか?

1つめかな、という方が多いのではないでしょうか。

1つめはバイマの外注化の主流といえる構図です。2つ目の図は、Ai流の外注化を簡略化したものです。

では、この二つの図は何が決定的に違うのかを考えてみてください。

それぞれの役割は大まかですので気にしないでください。

大切なのは、経営者である「あなたに向かう線の数」です。

線は指揮命令系統を表しています。

1つ目の外注化は、経営者=あなたに多くの線が繋がっているという点に気がつきます。

線の先にある外注スタッフすべてを、あなたが一人でコントロールしていることになります。

つまり、何か問題が起こったとき、質問があり業務が滞ったとき、あなたの指示を待つ状態になります。

普段通りに仕事をこなすことができるスケジュールであれば特に問題点も感じないかもしれません。

問題は特別な状況の場合です。

これからやってくる年末年始はどうでしょうか?

家族が家に居ることで、集中して仕事をする時間をとることが難しいという状況が出てきます。

それでもあなたが対応しないと担当スタッフは作業を完了することができません。

頭の片隅に「やらなくちゃ・・」という焦りが居座って離れない状態はストレスでしかありません。

細切れでも時間をみつけて返事をする。旅先でも一人でスマホを必死に操作する。

お子さんが寝た後、夜中に仕事をしてカバーするという声もよく耳にします。

この状態で長く バイマ、ビジネスを続けていくことは可能でしょうか?

しんどくないでしょうか?

それでも時間をみつけなくてはいけないのは、この「指令線」があなたに絡まっているからです。

2枚目のAi流の外注化をもう一度みてください。

私に向かっている線は一本だけです。

秘書という役目のスタッフとの指令線だけです。私は秘書ではなく番頭さんと呼んでいます。 番頭さんからは、BOSSである私にしか決定できない事項の相談や、定期的な報告レポートが上がってくるだけです。

それぞれのリーダーが管轄するスタッフへ指示を出し、業務を回しています。

質問や相談があっても、リーダーポジションがそこで解決をして、線の上に質問の波が向かっていくことを食い止めています。

つまり、私が病気で不在であってもアカウントは問題なく運営される組織図になっています。

これが私が考える「正しい外注化」です。

一生懸命稼いだ利益から外注化経費を払いながら、いつまでたっても自分が立ち回らないといけない状況は何がおかしいということです。

自分に結びついている線をいかに少なくするか?

これが外注化組織を考える時に一番基礎となる部分です。

これを念頭に置いて外注化を進めることで、あなたでなくてはいけない役割だけが手に残り、毎日振り回される状態を回避することができるようになります。



これからホリデー商戦が始まります。

このタイミングで今から外注化組織を変えるというのは現実的に無理があります。

それでもあなたの現状を可視化して、「正しい外注化」について考える機会にしていただきたいと思います。

年末年始にあなたがどういう状態になったか、を客観的にみてください。

年明けにプライベートが落ち着いたところで、ほころびを修正していってください。

外注化をしているのにあなた一人が忙しくて手いっぱいになる状態から卒業していきましょう。

バイマに振り回されず、でもアカウントをしっかりと機能させて売上を上げる。

ここを目指すために必要な「正しい外注化」についてお話をしました。

まだ外注化をしたことがない方は組織化を始める前に今回のメルマガを頭の片隅に置いていかしてください。


次回のメルマガを楽しみにお待ちください。

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アメリカ・シリコンバレー在住の起業家。MBAとマーケティングを駆使した、競合との差別化ビジネススタイルを構築。安定した売上を上げ続けるための戦略的思考をメルマガ限定で配信中。

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